2009年7月8日水曜日

抗肥満薬の開発状況

抗肥満薬が数種類、販売される予定です。“メタボ”に対する最近の高まりが背景ですが、痩せすぎも脳梗塞や心疾患以外の疾患を増すという研究報告もありますので、個人的に思うにメタボだけが注目されすぎの感があります。

■製薬会社が抗肥満薬の開発・販売を加速している。エーザイが神経に働きかけて満腹感を高める医療用医薬品の製造・販売承認を申請しているほか、小林製薬は中高年の女性を対象にした漢方薬の一般用医薬品(大衆薬)を発売した。肥満症患者の増加やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に対する意識の高まりを背景に、抗肥満薬市場は成長が期待されており、各社は新薬の投入で需要の取り込みを目指す。

 ≪脂肪吸収を抑制≫
 エーザイが承認申請中の肥満症治療薬「KES524」は、脳内の神経伝達物質に作用し、食欲を抑える。米製薬大手のアボット・ラボラトリーズから日本での開発販売権を取得した。
 エーザイでは「日本でも欧米のように肥満症患者が増加する傾向にあり、治療薬の需要は大きい」とみており、厚生労働省の承認が得られ次第、早期に発売する方針だ。

 武田薬品工業も医療用の肥満症治療薬「ATL-962」が臨床試験(治験)の最終段階に入っている。脂肪の吸収を抑えて体重減につなげる薬剤で、英ベンチャー企業のアリザイムから日本での開発販売権を取得した。

 同じく塩野義製薬の医療用の肥満症治療薬「S-2367」も9月末までには治験の第1段階に入る計画だ。代謝を高めて脂肪の燃焼を促すなどの効能があるという。米国では治験の第2段階を実施中。国内外で販売が堅調な高脂血症治療薬「クレストール」の特許切れ後の有力後継薬として開発を急いでいる。

 小林製薬が今春発売した肥満改善薬「ビスラットゴールドa」は8種類の生薬から抽出した大柴胡湯(だいさいことう)と呼ばれるエキスを使用しており、脂質の代謝を上げて過剰な体脂肪を落とす。加齢とともに代謝の下がっている30~40代の女性を中心に売り込む。初年度は売上高10億円の目標を掲げるが、発売から3カ月で販売額はすでに8億円に達した。同社は06年にも、男性を主要顧客層に据えた漢方薬の肥満改善薬「ナイシトール85」を発売し、ヒット商品に育っている。

 大正製薬も今年1月に、英製薬大手グラクソスミスクライン(GSK)から肥満症治療薬の日本での開発販売権を取得した。世界約150カ国で販売されており、もともとは医療用医薬品だが、米国では大衆薬として売られている。日本で医療用と大衆薬のどちらで売り出すかは検討中という。

 ≪今年120億円市場≫
 民間調査会社の富士経済によると、メタボ対策が脚光を浴びたことなどから、大衆薬の肥満改善薬の市場規模は、06年に前年から倍増し、07年には100億円台に拡大。09年は前年比4%増の120億円に達する見込みだ。ただ、フィットネスクラブなどメタボ対策に力を入れるサービス業の台頭もあり、市場の伸びは鈍化しつつある。同社では、12年の市場規模を、08年比10%増の126億円と予測する。

 富士経済では「今後(市場の成長は)は女性のメタボ対策が鍵を握る。特定部位ではなく全体の引き締め効果を追求した商品がどこまで牽引(けんいん)力を発揮するかが焦点となる」と指摘する。

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