今後5~10年において、不眠症に悩む方が増え続け、不眠症治療薬の需要が3000万人になることが
予想されるそうです。
~以下、記事引用~
国内製薬各社が、不眠症治療薬を開発・投入する動きが相次いでいる。武田薬品工業は6月にも、記憶障害などの副作用が起こりにくい治療薬を発売するほか、エーザイは効き目が持続する治療薬について今年度中にも承認を申請する。ストレスなどによって不眠症に悩む人は増加傾向にあり、各社とも主力薬に育成することで、収益の確保につなげたい考えだ。
武田薬品が販売するのは「ロゼレム」。活性を高めたホルモンの働きで寝付きをよくする。従来の治療薬で問題となる記憶障害などといった副作用が起こりにくいのが特長だ。
エーザイが開発を進めている「エスゾピクロン」は、脳内の神経物質に作用して興奮を抑え、眠りを誘う。効き目が早く、効果も持続するという。現在、臨床試験の最終段階に入っている。
また、米製薬大手メルク子会社の万有製薬も、覚醒作用を持つ神経物質の働きを抑える「MK-4305」の開発を進めている。2月現在で、治験の第2段階にあるという。
エーザイなどによると、国内では約2400万人が睡眠障害に悩んでおり、治療薬の市場規模は約760億円にも上るという。
景気低迷や厳しい雇用情勢が続く中、睡眠障害に悩む人を手助けする日本睡眠医学協会は、「過度のストレスを抱えたり、不規則な生活を送りがちになったりすることで、睡眠障害に悩む人は今後も増加し、あと5~10年で3000万人を超えるのではないか」と指摘する。
引用記事:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100517-00000000-fsi-bus_all
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