味の素の医薬事業が、2010年4月に分社されるようです。
ニュースによると、製造と販売を担う2子会社も新会社に統合するとのことです。
5年以内に事業売上高を09年3月期の1・2倍にあたる1000億円に拡大するとのことで、医薬事業にもシフトさせるようです。
来年4月1日付で分社し全額出資子会社「味の素製薬」が事業を承継、同日付で販売子会社の味の素ファルマ(東京・中央)、製造子会社の味の素メディカ(同)と統合する。
新会社の従業員は約1800人で、人員削減や生産拠点の再編などは実施しない見通しです。
味の素の医薬事業は09年3月期に858億円で、肝硬変患者の症状を改善するアミノ酸製剤「リーバクト」や経腸栄養剤「エレンタール」が主力です。今後も消化器系疾患や代謝異常などを重点領域と定め、新薬の開発や有効物質の開発販売権取得などに力を入れていく方針のようです。
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