■塩野義製薬は臨床試験(治験)が完了した注射剤のインフルエンザ治療薬「ペラミビル(一般名)」について、患者に投与してから症状が改善するまでにかかる時間が既存の「タミフル(製品名)」と同等以上だったことを明らかにした。新型インフルエンザ治療薬として期待されており、今後も安全性などのデータ解析を進め、年内に厚生労働省に承認申請する。
このほどすべての治験を終え、回復時間などのデータを取得した。患者に投与してから症状が回復するまでにかかった時間は、小用量の300ミリグラムが78時間、600ミリグラムが81時間。タミフルを投与した場合と統計上は同じ性能だった。
下痢などの消化器系の副作用が表れる確率についてはタミフルに比べ、300ミリグラムは優位だったが、600ミリグラムでは統計上はタミフルのほうが副作用発現率は低かった。
また、インフルエンザにかかると重症になりやすい、糖尿病などの患者42人を対象にした試験では、600ミリグラムを投与したときのほうが300ミリグラム投与時よりも回復にかかる時間は約3分の1の42時間で済んだ。
(2009/07/22 日経産業新聞)
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