2010年7月20日火曜日

大鵬薬品 抗悪性腫瘍剤「アブラキサン」の承認取得

大鵬薬品のアブラキサン(一般名=パクリタキセル注射液〈アルブミン懸濁型〉)が、日本において乳癌の治療薬として承認されました。


■大鵬薬品工業は23日、抗悪性腫瘍剤「アブラキサン点滴静注用100mg」(一般名=パクリタキセル注射液〈アルブミン懸濁型〉)について、乳がんを効能・効果として、同日付で承認を取得したと発表した。全MRに当たる約700人が担当。全例調査を行うことが承認条件となっており、同社は少なくとも300例を目標にデータを集積する。

 アブラキサンは、有効性と安全性を改善した新規パクリタキセル製剤。すでに世界39カ国で承認されている。

 従来のパクリタキセルは、薬剤の点滴時間が約3時間かかっていたが、アブラキサンの場合は30分ほどで済むため、患者の負担軽減などの効果が期待できる。またアルブミンとパクリタキセルを結合させたナノ粒子製剤とすることで、過敏症を防ぐためのステロイド剤など、前投薬を考慮しなくても済むという。


大鵬薬品 プレスリリース 2010/7/23

http://www.taiho.co.jp/corporation/news/2010/20100723.html

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