多くのCRCがCRAとのトラブルや問題を経験していることが、文献にて報告されていました(*)。
*薬事日報,2004年9月4日
~トラブル事例~
・個人的な見解を述べる(逸脱に該当していないか確認してOKをもらったが、後で意見がひっくり返され逸脱になってしまった)
・「プロトコールで規定されていること」なのか「個人的なお願い」なのか区別がつかない話し方をする。
・SDVのときカルテを丸写しする。
・医師コメント例の提示をしたり、鉛筆でCRFを下書きされる。
・社会人としてきっちり対応できていない(印象が悪い、情報の伝達がきちんとできない、アポがとれない、服装・・)
以上、辛辣な(!)意見もありますが、初心者のCRAからしてみたら「この事は問題と思われているの?」というケースもあるかと思います。
いずれにしてもコミュニケーション不足が要因として考えられるので、上記のような事例がCRCには問題だと感じられることも踏まえながら、情報共有(プロトコールの解釈はもちろんのこと、依頼者としての考え方の伝達も含めて)を治験の早い段階から行っていくことが必要だと考えさせられます。
「モニターとCRCのスキルアップマガジン」(2009/03/30より改変)
CRC(治験コーディネーター)という仕事
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