2009年3月23日月曜日

適合性書面調査について

先週は、医薬品・医療機器総合機構(PMDA)に出向き、適合性書面調査に立ち会ってきました。
私が所属しているチームの治験は長期間なので、これまで2回しか
立ち会っていないのですが、立会いを通じて感じることは、いかに治験の品質が
保たれているかということに尽きると思います。

ここ数年で、様々なツールが開発されてきていますが、GCPに沿って治験を行って
いたことがわかれば、照会事項が届くことはないようです。

例えば、以下のような確認がなされました。
・逸脱が発生しているが、適切に再発防止を要請したか?その記録は残っているか?
・治験薬の減量基準の参考値をある検査値が下回っているが、医師が減量と判断されなかった
理由は、確認しているか?記録は残されているか?

事実の関係は、モニタリング報告書でも有害事象報告書でも何でも良いので、
書類の種類によらず、記録を残しておくことが重要と痛感されられる経験でした。

新GCPに関するQ&Aハンドブック

実例から学ぶGCP調査の傾向と対策

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